毎度の事ながら月日がえらい経ってからの更新でございます。
もう9月だよ!どうなってんだよ!!オリンピックだって終わっちまったっつーの。
こんばんは!雨李です。
5月〜6月下旬って紫陽花が見頃で綺麗でしたよね。
雨女のわたしではありますが、梅雨だしまぁ雨降っちゃったとしても、風情があっていいかな〜とか思ってこんな時に限って超快晴だったよねー!!
ってなかんじでした
そんなわけで、紫陽花を見に行こうぜと元職場の同僚で仲良しの姫み〜と鎌倉にやってきたわけですよ!!
明月院
通称あじさい寺と呼ばれています。
臨済宗建長寺派の寺院。1160年に平治の乱で戦死した父・首藤刑部大輔・俊道の菩薩供養の為息子の首藤刑部太夫・経俊が明月庵を創建したのが始まり。
タクシーで途中まで来てテクテクと数分歩いてたどり着く。
鎌倉や江ノ島って昔よく行っていた時期があってその頃も紫陽花がそこかしこに咲いていたイメージがあるのだけど、明月院に着くまでの間も紫陽花が沢山咲いていて綺麗でしたよ(*´ㅂ`*)
入ってすぐ飛び込んできたのは真っ青な紫陽花の群集!!これ、呼び名があって"明月院ブルー"って呼ばれているんだって。
ヒメアジサイという日本古来の品種が約2500株植えられています。
ここで少し理系なお話。
紫陽花は、土壌のPH値によって青系赤系と咲く花の色が変わってくるというのは有名ですよね。咲いた花が青系→酸性、赤系→アルカリ性の土壌でそれぞれの変化が生じていくと。(リトマス試験紙と真逆の色の変化だね!!)
それゆえに紫陽花は七変化の花と例えられる事がありますが、実は江戸時代では"幽霊花"と、呼ばれていてあまり人気が無かったそうです。当時は青い色の花が多く、しかも変化する色に化ける花と不気味に思われていたのかもしれませんね。
青の中に紫のアジサイがありますが、この場合は、そこだけ老化しているからなんですって。この子が一番早く咲いたのかもしれないですね。土壌は関係なく、自然に起こりうることなんだって。
そう言われると青いアジサイの中でちょっと萎れかけてきたアジサイの中には紫っぽくなっているものもちらほらあったかもしれない。
アジサイにはアントシアニン色素が含まれているんですけども、土壌に含まれるアルミニウムとアントシアニンが結合することで青色に変化してきます。(アントシアニン色素自体は赤)
この、青系は酸性土壌、赤系はアルカリ性土壌に全く当てはまらないアジサイがあって、それが白いアジサイ。
白いアジサイにはアントシアニンが含まれていないからどんな土壌でも、白しか咲かないみたいですよ。
アジサイにもいろんな種類がありますね〜。
品種改良されたものの中にはPH値で変化する花が、ないものもあったりするのかな?
最近だと、青い紫陽花が咲く肥料なんてものも売られているみたいですよ。
普段紫陽花を見る時ってたまたまそこに紫陽花があって綺麗だったから写真をパチパチ撮るっていうのが多いんですけど、青を意識して見ているとやっぱり幻想的でいいですね!
ヒメアジサイは、ぽんぽんみたいに丸くて可愛らしいです。ハート型の紫陽花があったみたいなんだけど、その事を知らずに行ってしまって見逃しました。ショックだ。きっとこういう時Instagramは役立つんだろうなと(笑)後からタグで知ったのでこれからは行く前にインスタをチェックしてから行こう。教訓になりました(^_^;)
日陰は涼しかったんですが日向は凄まじく暑くて、2人でハァハァしていました(笑)唯一、青い色で清涼感が感じられたのが、救い。
ちょっとした沢があって覗くと花びらが落ちていたりしてそれもまた風流。
明月院にはヒメアジサイ以外の品種もあります。
このアジサイは綺麗だった!あ、このアジサイもよく見ると...ややハート型かな?(笑)
白い紫陽花に紫色で縁取りされていて可愛い。
紫陽花の品種名控えておけば良かったな....写真撮るのに夢中ですっかり忘れておりました(´・ω・`;)
真っ赤な紫陽花もありました。
こんなに赤い紫陽花もあるんだ....初めて見たかもしれない!!
水鉢に1輪。
明月院は、紫陽花だけではなくて有名なものがありますよね。
そう......悟りの窓
この日、もう凄かったんですよ。
では、ご覧ください。
人がゴミのようだってこのこと言うんだな〜〜!!!
ギッチギチのミッチミチである。
我々もまた、その一部である。
故に!!!
悟れそうに無かったんですよ....悟りの窓なのに悟れそうに無かった.....こう、ある国のご一行様が円窓の前に座り込んでらっしゃったので、あぁ、こりゃ止めておこう...と(笑)
涼しくなったらまた悟りに行く目的で行こうね...と。
本堂の向かえ側に枯山水の庭がありまして
カニが、いました。
可愛い住人たち
明月院には可愛い住人たちもいるのでその子たちに会いに行くのも楽しいと思いますよ。
小鳥のお家を占拠している
台湾リスくん!君は鳥じゃない!!!
ちょっと!ちゃんとあるじゃないかww鳥のお家でご飯食べてはならぬよ(笑)可愛いな。ジロー(タローかもしれないけど←となりにタローのご飯もあった)
明月院の仲間たちの紹介がおちゃめで可愛いです。
いつ会えるかわからないけれど、偶然会えたら楽しいだろうね。他にも仲間はたくさんいますよ。
もう一つ、写真撮ってないんですが、うさぎもいるんです。
死んだふりするモモくんとか(笑)
こういうの大好きなんですよねぇ(*´ㅂ`*)
歴史上の人物のお墓もあります。
北条時頼公墓所&廟所
このあたりは鎌倉幕府5代執権北条時頼が創建した最明寺があったそうです。時頼が出家の為に建てたお寺との事。時頼の死後廃絶しましたが、時頼の息子の北条時宗が禅興寺を創建し明治初期に廃寺、明月院(1380年に明月庵から明月院と改称)のみ残ったんだそう。
上杉憲方のお墓もあるそうなんですが、こちらは人混みで行けずじまいで次の機会に...。
明月院詳細&アクセス
〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
拝観時間:6月のみ8:30〜17:00(通常9:00〜16:00)
拝観料:6月のみ600円(通常300円)
JR横須賀線"北鎌倉駅"下車徒歩10分
website:http://kamakuratrip.net/ameigetuin.html
たまには足を伸ばして花を見に行くのも良いね!
久々にいっぱい花を撮りましたよ(*´ㅂ`*)
ではまた!!